秋の公園の空気感や落ち葉のカサカサとした音。 DVDでは何度となく観ていた作品でしたが、スクリーンで観ると全く違った印象を受けました。 お話自体は淡々と、派手な展開があるわけではないのに、音や映像の美しさと、春馬さんの素朴な雰囲気が心地よいです。切なく優しい姉弟愛、傷ついた心を癒すような男女の友情、、温かい気持ちになりもう１回、と観たくなる作品です。歯科医の初島さん(高橋洋さん)はこの5.6年後オトナ高校で共演されてて、公園でのお2人の掛け合いも面白いです。 そもそも映画は、制作も撮影もセリフも音響も演技も、映画で観る用に作られているような気がするので、スクリーンで観てこそ映画なのだ、と春馬さんの作品を観るにつれ、つくづく思うようになりました。 それを実感した作品の一つです。