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太陽の子(2021) を映画館で観たいワケ

  • ROCO ROCO
  • 2019年春馬くんが頑張った作品の一つ。「森の学校」以来の短髪かな。私は春馬くんの短髪が大好きだ。実は日本も原子核爆弾を作っていたという衝撃的な内容。ある意味狂気的な修を見事に柳楽優弥さんが演じている。言葉を発するときにイントネーションを巧みに使い、またそうでないときの修の取り憑かれた表情は素晴らしい。有村架純さんの世津は当時の強くならなくてはいけなかった女性像が凝縮されてるのかな。田中裕子さんの母の眼差しは時には鋭く、時には優しく、時には寂しく、情けなくて…これもまた当時の母親像を具現化している。そんな人たちに、ひと目会いに帰ってきた春馬くんこと裕之さん。ほんのひとときの安らぎを噛みしめながら、自分の生命をどこで終わらせるべきなのか…思案している表情が胸をいっぱいにする。どうしても、春馬くんと重ねずにはいられな。広島の会見で「今のむなしい1日もあの日の生きたいという1日も同じ。これを胸に生きていきたい」と語った春馬くん。「太陽の子」は、どんなふうに生きていくか。未来を見据えていくかという命題を突きつけているように感じる。10年プロジェクトも始まった。鑑賞するたびに感じることが違うかもしれない。感じることが違う自分であるように、前を向いて生きていきたい。

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