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東京公園 を映画館で観たいワケ

  • No Name No Name
  • 凝っているようでシンプル。シンプルなようで、奥が深い、温かい物語。。いくつもの穏やかでいい映画を観たけれど、こんなに後味の爽やかな映画はない。「真夜中の五分前」のような、ミステリアスで美しいオシャレな映画も好きだけれど、この「東京公園」も同じぐらい魅力的で色褪せない現代映画だと思う。世の中がグレーに見えるようになった時、一瞬にして彩りを蘇らせてくれる。。息が出来なくなりそうな心が、気持ち良く呼吸し出す栄養ドリンクのよう。この頃の春馬君の顔は、好奇心に満ちた、まだ未完成な無垢な爽やかな雰囲気に満ちている。この数年後には、すっかり凛々しく大人の男性の顔になってしまうのだけれど。。どちらが好きかなぁ。最近の大人な顔も、大人の色気があり好きだけれど、この映画の頃の彼も捨てられない。。本当に、魅力的な雰囲気と表情を持つ人だ。。時々、無性に観たくない映画。。春馬君ファンの多くは、きっと彼よりは少しお姉さん世代になるだろう。となると、色々と自分だけに時間を使える人ばかりではないだろう。きっとこの週末の夕方の時間を確保できる人は少ないと思うが、是非、春馬君のドラマや映画に馴染みの薄い若い世代に、週末の夕方に、この映画鑑賞で良質な時間を過ごしていただきたい。このような、何も起こらない…というか、人間の小さな心情の変化の世界を、この魅力的な切り口、絶妙なアンバランス感のある風の音のような音楽と共に、じっくりと味わってほしい。。こんな小さな優しい世界観が、きっと世の中を、世界を豊かなものにする。。芸術は、衣食住には直接的には必要ないかもしれないけれど、確かに人の心を救い、気持ち良く呼吸することを思い出させてくれる…と信じています。。俳優さんは、それを知っているし、だから、魅力的な作品で感動を与えてくれる。どうか、この機会に、見逃すことなく、たくさんの人がこの映画を堪能してくれますように。。そして、全国で順に上映されますように♪

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