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罪と罰(1935年製作:アメリカ版) を映画館で観たいワケ

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  • 「罪と罰」読み終えました。少しずつ読み、ようやく。。前半から既に、だいぶ重い内容であり、読むことも苦しかった。春馬さんが、この役を演じたからか、読み進める原作の中の主人公ラスコーリニコフは、春馬さんでした。とても深い人間の根底にある心理描写なのですが、もし、犯罪者になったら、こんな心理状況になるのかもしれない、、と疑似体験するかのようでした。こんな生き方をしたら、本当に消えてしまいそうです。。彼は、そんな思いをやはり、疑似体験しながら、それ以上にラスコーリニコフに入り込んで、演じたのだと思う。大役であり、苦しいシリアスな物語と、真剣に向き合ったのでしょう。これを書いた、ドストエフスキーとはどんな人物だったのか?なぜ、こんな苦しい、悲しい話を書いたのか、、知りたくなり、後書きまで読んでしまった。。例外になく、春馬さんも、そうして、隅々まで深く読み込んだのだろう、、と想像します。春馬さんの影響もあって、多分私はこんな読み方をした。でも、春馬さんは、いつでも、多分こんな読み方をする。。そうだとしたら、ドラマ「私を離さないで」も、相当大変だったのではないか、、と余計なことにまで考えが及んでしまった。本当に、真摯に俳優として、物語を、作者の言いたかったことを、その当時書かれた時代の背景を、世の中に伝えようとしたのだなぁ、、と思いました。身を削ってまで。。でも、きっとそうして全身全霊で取り組んだことを、彼は満足しているでしょう。最後は、主人公に光が差してくる結末です。だからこそ、やっぱり、使命感として、演じたのだと思う。春馬さんの「罪と罰」も、いつかきっと、このドリパスで上映が叶うことを願っています。春馬さんが全身全霊で伝えたかった、苦しみと、希望を、感じたいと思う多くの人の願いが叶いますように。

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