.ドリパスイベント体験談
匿名さんの体験談
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匿名
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封切当時の見逃し作品ですが、やっと今回の上映で劇場鑑賞が叶いました。 出演者目当てではないかと思われる客層が多かったようですが、中身はもっと考えさせられるような要素があり、カンボジアの内情を描いた「キリング・フィールド」や「地雷を踏んだらサヨウナラ」を鑑賞していれば、もっと作品に対する理解が深まると思います。 何も変えることができないもどかしさを丁寧に描いており、事をなしとげていくためのプロセスにも時間をかけての展開は、昨今のアメコミ系作品とは正反対です。展開のもどかしさに苛立ちを感じるようであれば、作品の演出意図は成功していたといえるのではないでしょうか？ 深作健太監督の作品ですが、初期の「バトル・ロワイアルⅡ」によく似た構成が伺えます。作品のレベルとしては及第点ではないかと思います。
2017年05月28日 投稿
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