ミュージカル映画を観るのはあまり得意ではないのに、この映画はとても好きです。1965年の作品だそうですが全く古さを感じさせない、ブルーを基調にしたパステルカラーの色彩、ファッション、金色の柱とガラスで縁取られたカフェの、インテリアや調度品のカッコよさに一目で夢中になりました。ミッシェル ルグランの曲はどれも陽気かつロマンティック。歌詞も小粋で、振り付けも見ていて心躍ります。ジーン ケリーのタップダンスも秀逸です。話がそれますが、最近再びこの映画を観て、もしこの映画が舞台化していたなら、手足が長く歌やダンスが上手な、三浦春馬さんに元気に歌って踊って頂きたかったな…なんて思いました。彼のタップダンス姿を一度見てみたかった…どうぞ安らかに。