JavaScriptを有効にして再度アクセスしてください。

ブレイブ -群青戦記- を映画館で観たいワケ

  • Spring Spring
  • 新田真剣佑さん演じる蒼の演技を全身で受け止め見事な元康を演じている三浦春馬さん。 特に蒼達が丸根砦へ向かいその途中で敵陣におそわれ蒼の親友の考太を亡くし、遙は連れ去られ失意に打ちひしがれている蒼に寄り添い励ます一連のシーン。このシーンでも三浦春馬さんから様々な笑顔が見られる。「わしは勇気を貰ったぞ。お主の涙が物語っておる。いずれこの国の戦が終わるという事を。それだけで、我が道を行く勇気が湧く!」 口角のみを上げての笑顔。瞳には野心の様なものが伺える笑顔。ともすると人相が悪く見える表現なのに元康からは一切見受けられない。品のある三浦春馬さんだから出来る事。 「皆は無茶だと笑うが、わしはなぁ、戦の無い太平の世を作りたいのだ。」 蒼に勇気を貰い希望ある未来を見据え遥か彼方を見ての喜びの笑顔。横顔でもはっきりと伝わる笑顔。普通なら元康のアップにしている場面なのかもしれない。しかし、蒼と元康を同時に映す方を監督は選んでいる。それに耐えられる三浦春馬さんの笑顔の表現力、立ち姿の美しさ。全身が元康になりきっている役者としての凄さがそれを可能にしているのではないだろうか。 蒼に「どうしてそんなに本気で生きられるんだよ。」と言われ、 「それが定めと信じておる!信じれば道は開ける。」語気を強め意思の強さ、志の高さを笑顔と共に表現している。その笑顔は爽やかに優しく力強く蒼を鼓舞し導こうとしている。 それに応えるように蒼が「仲間を救いたい。遙を助け出したい。」と泣きながら強くなろうとしている。 その頑張りに元康が、「ならばその道を進め。仲間とと共に。」と。 抱擁力のある微笑みで静かに蒼を優しく更に導く。 そして蒼が木刀を振りかざした時に「よしっ。」と言わんばかりにエールを送るように微笑む元康。 2人の絆を感じさせる様な兄の様な抱擁力のある微笑みでこのシーンを締めくくっている。 2時間掛けて創り上げたと言われる感動のシーンを是非映画館の大きなスクリーンでまた観たいです。 地方でもお願いします。

貢献度ランキング

ページの先頭へ