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アイネクライネナハトムジーク を映画館で観たいワケ

  • きゅう きゅう
  • 10年経ってる設定だけど、佐藤は確実に10年歳をとっている。春馬さんは10年の前後で声の高さを変えて10年月日が流れているところを表現してみた、と語ってました。納得です。そして明らかに10年分疲れてる。シワまで増えてる気がするのは、メイクなどではなく表情の作り方なのかな? 消え入りそうな声で「それは、ダメってこったよね〜…」とプロポーズの返事をかわされて、落胆する声、顔、座り方。中年夫婦の倦怠期感みたいなものも表現しつつ、でも10年来の彼女を呼び捨てではなく"さきちゃん"呼ばわりする優しい男。 1杯の牛乳を飲む姿があんなに不健康そうで切ない空気を醸し出せる人が他にいるだろうか…牛乳って健康的な飲み物のはずなのに…こっちまで泣けてきた。 最後の幸せそうな顔で全てが報われる。 恐るべし表現者。 多部さんのかわいくて芯の強そうな彼女の雰囲気がとても佐藤とバランスが良く、また原田泰造さんが本当にうまい。 スクリーンで観た後にまた観たくなってしまい、とうとうDVDを買ってしまった。 ぜひスクリーンで観て欲しいです。

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