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項羽と劉邦 を映画館で観たいワケ

  • 匿名 匿名
  • 『可可西里/ココシリ』で知られる中国の陸川(ルー・チュアン)監督の意欲作。項羽と劉邦、鴻門の会を題材にした作品は数多くあると思いますが、エンターテイメント性より、人物の内面を描く、真を追究したい、またそのような作品を撮りたいと考えているルー・チュアン監督の作品であるからこそ鑑賞したいと思う次第です。また、キャストは劉邦には中国の劉燁(リウ・イエ)、項羽には香港の呉彦祖(ダニエル・ウー)、そして韓信には台湾の張震(チャン・チェン)と人気・演技力を兼ね備えた三人を配している点、更には偶然なのか、意図的なのかわかりませんが、劉邦、項羽、韓信とそれらに配したキャストのそれぞれの持ち味が重なってみえたと監督が語っていたことも興味深いと思います。

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