トリハロンとベリンの関係性の迎える結末が切なくて、でも作品の世界観を考えると仄かな実りのようでもある。「花の」詩女ってのはそういう意味でも巧いなぁと。戦闘人種たる彼が彼女からのある行為を再三固辞するくだりが、プロたる相手へのリスペクトや自身の立場やら色々乗っかっていてとても印象的。