JavaScriptを有効にして再度アクセスしてください。

君に届け を映画館で観たいワケ

  • No Name No Name
  • 久しぶりに、この作品は2回目の鑑賞をすることができました。改めて気がついたこと、この映画には、意外にも余計なBGMがない。時々、ここぞという時に、ほんの少しだけ、静かに温かい音楽が流れている。余計なものが削ぎ落とされているおかげで、物語や、俳優の表情、セリフに惹き込まれていく。本当に、純粋な10代の友情と淡い恋物語とで、微笑ましい。脇役のコミカルな味のあるセリフに、心地よい笑いが起こっていた。そんな風景も、春馬君を愛するファンたちの鑑賞会だからだろうなと思い、普通の映画鑑賞とはまた違う味わいを感じた時間だった。原作もそうなのか、映画だから少し膨らまされているのか、人、友情に対する、相手へ想いやる言葉が多く、微笑ましい爽やかなほっこりした映画にも関わらず、自然と涙も込み上げてくる。思い通りにならなくても、相手を想って待つ時間の大切さを、この青春映画から、どっしりと感じることができる。どんなに大人になっても気付きがあり、鈍感になっている心が潤い、成長できる物語。フィルム作品だからなのか、時折黒い不純物が見えるところも、春馬君や素敵な俳優さんたちが、遥か昔に大切に演じた、そして大切に観られている作品であることを、改めて感じさせられる。みんな、純粋に、大切に演じている。今となって知られる人柄を、過去に通じて感じることができるのは、悲しみを超えて、温かい気持ちになる。春馬君は、今もなお、みんなを幸せにする人であることが、改めてよくわかった。やはり、時々忘れた頃に観たい作品です。どうか、全国で待ち侘びる皆さんのために、上映を広げてください。お願い致します。。

貢献度ランキング

ページの先頭へ