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初恋 を映画館で観たいワケ

  • 匿名 匿名
  • 女優宮崎あおいの「凄さ」を知る上で欠かすことのできない傑作であり、日常から切り離された映画館という空間で是非とも鑑賞したい作品です。 高度経済成長を遂げた60年代の新宿にタイムスリップして当時の風俗や社会情勢にどっぷりと浸かり、物語の主人公みすずと岸の淡く切ない恋心に寄り添うと自然と涙が溢れ出てくる。その理由は何と言っても宮崎あおいさん。叔父叔母の愛のない家庭で行き場を失い、誰からも必要とされたことがないみすず。そのみすずが初めて必要とされ、岸に恋心を抱き、成就しなかった心の傷を抱えながらも明日へと歩き出す。その心の揺れ動きを微妙な目の表情と佇まいで表現し、観る者の心を揺さぶる宮崎あおいさんの圧倒的な演技力を存分に味わうことができる作品です。 さらに、あおいさん演じるみすずのセーラー服の「白い」スカーフとあおいさんの目が放つ「白い」光が、作品の大部分を支配する夜の新宿や社会の裏側の「暗さ」とのコントラストで実に印象的。 この光の対比を実感するためにも、全ての照明を落とし日常と隔離された映画館の大きなスクリーンで鑑賞したい。

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