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カバーガール を映画館で観たいワケ

  • 匿名 匿名
  •  主演のリタ・ヘイワースが、単なるセクシー女優だとかヴァンプ女優ではないことが分かるミュージカル映画の秀作で、あの天才ジーン・ケリーの相手役は彼女しかいないと知らしめた程のダンスは、テクニカラーにこそ映えて美しいのだ。そして、控えめに脇に徹したジーン・ケリーとフィル・シルヴァースが良いんだよね。特にジーン・ケリーが、二役(内面の自分との)をシンクロ(心の葛藤を表した)させてのダンスシーンと、フィル・シルヴァースを加えたナンバー「Make Way for Tomorrow」での三人揃ってのダンスシーンは数多い見所の中のひとつだ…。 因みに、歌曲は言わずと知れた大作曲家であるジェローム・カーン(作詞アイラ・ガーシュウィン)が創ったもので、甘く切ないラブソングの名曲「Long Ago and Far Away」も当り前だが劇中で歌われている…。 尚、本作『カバーガール(原題・Cover Girl)』は1944年度の製作だが、日本初公開は1977年で、あの水野晴郎氏らによって配給されている。

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