子供も大人も精一杯生きる姿がとても美しい。そして大阪の街が美しい。人間って美しい。そんなことを再認識させてくれるとても良い映画。もう一度映画館で観たい。

目に映っているものの何が真実なのか。ミステリアスな雰囲気や、ファンタジー的な道具立ても入り混じってくる中盤からは一気呵成の展開。クライマックスのシーンはカタルシス満点。「しあわせ」の定義そして、「家族」という存在のめんどくささを描いた秀作だと思います。

忙しい日々、思っていたのと違う生活、気づいたら自分だけがすり減っているんだよ...笑顔で明るくいようとするのも辛いんだよ...だから幸せを他力本願になってしまう。そんな生活、ただの日常、でもそこに光があることを感じられた。素晴らしい作品。

非常に秀逸なストーリー展開で最後まで飽きさせない良作です。 https://doronoko.com/