松田陣平くん、萩原研二くんのTVシリーズ初登場からのファンです。放送から約20年近く立って彼らがスクリーンに登場したことが、とても嬉しかったです。 降谷零、諸伏景光、伊達航、萩原研二、松田陣平。もう戻れない5人での時間をほんの一遍でも感じられる作品です。 ゼロの執行人や純黒の悪夢では見られなかった"本当の降谷零"を見られるのは恐らくこの映画ならではだと思います。彼ら5人の間の絆と信頼。警察学校編を見ている人には、より一層面白さが伝わる映画だと思います。ストーリー自体は3年前と現在という時間軸のため萩原は殉職してしまった後ですが、やっぱりそこは同期一のモテ男。この映画におけるキーパーソンといっても過言では無いくらいのインパクトを残していく彼の姿に劇場で泣きました。 ハロウィンは死者の祭りでもあります。4人は既に殉職してしまいましたが、4人が残したものは確かに降谷零に受け継がれています。そんなことがわかる映画でもあり、零にとって5人で過ごした時間はきっと大切なものだったんだとも思わされる映画です。 そして何より、大画面で見る渋谷の街並みとBUMPさんのクロノスタシスが私はとても大好きです。ぜひ、上映をよろしくお願い致します。