１回目の鑑賞では、とにかくど迫力の映像に驚き、人の奥に潜む残忍さが描かれた部分にショックを受け、そのどん底の状態でも愛する人を守ろうとするドンシクの気迫に圧倒されました。２回目の鑑賞では、登場人物の一人一人の心の変化に思いを巡らすことができ、船長が必死に船を守ろうとあがく姿に涙が出ました。ドンシク役のパク・ユチョンさんは、この映画で新人賞を総なめにした実力派俳優で、アイドル出身とは思えないほど、ドンシク役に徹しています。大スクリーンでの迫力ある映像、音楽で楽しみたい映画です。