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味園ユニバース を映画館で観たいワケ

  • 匿名 匿名
  • 「すばるは感情を大事にして、感情が動くのを待って気持ちで芝居するタイプ」「お芝居から感じられることって、その人そのもの」という言葉は、この映画で主演を務める渋谷すばるさんと同じメンバーで同い年である横山裕さんの言葉ですが、まさにこの作品での渋谷さんの演技は彼の「生き方」そのもの。「役を演じる」というよりも、彼の内側から主人公の「茂雄」が滲みでてきたような、もともと「そうであった」かのような、ぐっと観客を引き込む演技をされています。この作品には、回想シーンも登場人物のモノローグもありません。ただひたすら「今」が続いて、私たちは茂雄の正体を知りながらも、カスミやポチ男、赤犬、マキちゃんたちの日常に癒され、笑い、涙して、やがて物語中盤で茂雄の過去を知ったカスミと同じように、ずっとこの日々が続いていくことを望むようになります。山下監督らしい「無音」や「間」が非常に効果的に使われていて、言葉で表現されるよりも強く、登場人物たちの感情が痛いくらい伝わってきます。周りからクズだクズだと言われ続け、自分自身でもそれを認め、「全部あんたのもんや」と言われた自分の過去を、「ガラクタばっかやろ」と吐き捨ててしまうような茂雄が、最後にどんな選択をするのか見てほしい。監督が「やりたいようにやって」と渋谷さんに任せたという最後のライブシーンは、ただただずっと歌が大好きだった、まったく嘘のない、彼らしいものでした。また映画館の迫力で、たくさんの人とこの感動を共有したくリクエストいたしました。どうかここにある私たちのこの声が届きますように。再上映をよろしくお願いいたします。

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