自宅ではどうしても迫力が無い

賛否あるし何より水爆実験の意味合いを変えたのは如何かと思いますが個人的にはこれもアリだと思います。 98年版とは違い監督がゴジラに対し思い入れがあることもあり、まあ多少ふっくらしてるもののアレなら十分ゴジラしてるなって感じでした。

今回のギャレス版ゴジラは監督のゴジラ愛を強く感じる作品だった。これまでの全てのゴジラ作品にリスペクトしつつ、ギャレス監督の個性が光る“格好良いゴジラ”だ。ゴジラやムートー登場の魅せ方、ヒーロー的ながらも人類の味方ではくくれないゴジラの超越性の表現、最先端のCG特撮技術、重厚で肉感・生命感のある怪獣、スリルと家族愛のストーリー、どれも魅力的だ。しかし何より怪獣の巨大感が凄い。これまでの怪獣映画も、これを表現する為に様々な工夫がなされ、最新・最高の技術を駆使して作られて来た。その最新技術と表現の極致・集大成が今作だ。これを体験するには勿論、映画館での上映が一番だ。映画館で観ずして、本当のゴジラ体験とは言えまい。そして、出来る事なら4DX化、爆音上映など、音や振動を体全体で感じられる上映形態だと尚更素晴らしい。これらが怪獣映画にピッタリである事はパシフィック・リムで証明されている。ぜひ日本各地で爆音上映を！