『ドキドキプリキュア！マナ結婚！！？ 未来へつなぐ希望のドレス』からは過去を置いていくのではなく、過去も連れて未来へつなぐのだというメッセージを感じます。 アニメの方ではマナちゃんのおばあちゃんが登場していません。そのことに関しても劇場版で明かされています。また、他の3人の過去はどんなものだったのか。 それぞれがどんな“想い“を抱いて生きているのか。 劇中の音楽はどこかせつなさを漂わせていてます。その音楽もまた、この物語にリンクしていると思います。いろいろと伏線がはられていて、それがわかった時にグッときます。泣きました。マナちゃんが大きなキズを負ってしまうシーンもありました。ここまで描いたのはプリキュア映画初ではないでしょうか。 過去の幸せな気持ちも悲しい気持ちも忘れない、みんなの“愛”が繋がった未来のシーンはとても素敵になっています。このシーンで再びマナちゃんの家族や友人のあたたかさを感じました。みんなの表情に注目です。 ラストのドキドキ！プリキュアメンバーのダンスEDはやはりアイドルっぽい演出で可愛らしく、スクリーンで観たらきっと圧巻です。 ラストまで劇場が一体となって“愛”に包まれること間違いなし！