いわゆる難病ものだし、主演２人の演技も、2人の関係性を表すようにややぎこちない。しかし、風景や、音楽や、短い台詞が全て美しい。脇を固めるともさかさん、波瑠さん、忍成さんらの演技も静かで深い。ハワイのバスの中でめくる佳美のスケッチブックと回想シーン、海辺で静かに流す藤井くんの涙。もう１度大きなスクリーンで観たいです。