ケロロ小隊の友情が最も強く見られる作品だと思います。 今までは、ケロロ小隊はそもそも深い友情で繋がっている前提で、ケロン人と地球人の関係に重点が置かれていましたが、今回はそのような要素がかなり減っています。 そもそも今作に登場する主要な地球人は、ほとんど冬樹1人と言っていいでしょう。 ケロロと冬樹は「ケロロ軍曹」を通じての大きなテーマとなっているため、本作でもそこは外せません(他の地球人との繋がりも、もちろん大切ですが)。 しかし今作はそれだけではなく、ケロロ小隊の強い友情に重きが置かれていると思います。 ギロロがケロロのことに関して感情的になるシーンはその象徴と言っても過言ではないでしょう。 あまり多くは語れませんが、素晴らしい作品の１つなのは間違いありません。 本作を是非、再び劇場で見たいと思います。