交渉開始から丁度半年経ちましたね。 今更で私事ですが、上映候補に入った日がわたしの誕生日と同じ日だったもので、奇妙な縁を感じています。 ライトノベル界最も有名な作品であり、名が売れるに相応しい力を持つ『涼宮ハルヒシリーズ』。その中でも『消失』は衝撃を与えるエピソードだといえるでしょう。特に、この作品の軸となるのが長門有希というキャラクターだから、というのは大きな要因だといえます。わたしを含め、長門有希に惹かれる人は少なく無い。ですが、その人気と裏腹に人間でない彼女の内面を知るというのは難しいものです。感情を表にしない彼女が、その複雑な心内環境の片鱗を見せる……このエピソードを視覚情報として、映画館のスクリーンという媒体を通して見る感動はたとえファンでなくても感じることができるはずです。 今年で１０周年の『涼宮ハルヒの消失』。上映交渉成功を祈っています。