ストーリーとも関係することなのですが、この作品は「劇場まで足を運び」「楽しんで」「家に帰る」プロセスにも意味があると思っています。 とてもよく作りこまれた非現実のアニメの世界が、映画館の大きなスクリーンと音響でとても現実感を持って描き出されます。それを見終わった後、自分の足で、現実の自分の家に帰る。 それは、作品のテーマそのものを体験、体感することそのものになり得ます。 是非また映画館で観たいと願っています。