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世界の中心で、愛をさけぶ を映画館で観たいワケ

  • 匿名 匿名
  • ストーリー展開は、ドラマを観てない僕でも十分な内容。 脚本は見事。小説を買ってみようかと、お気に入りに入れておいた。 確かに絵的にはそんなに、インパクトはないし、地味といえば地味。 ただ、その日常の中に潜んだ非日常が、時代性と共に巧くミキシングされてる。 ドラマの方は、どうなのか知らないけれど、最早十分なような・・・。 描かれ方が、よくあるダイジェスト版ではないので、綺麗に纏まっていて、 「さく」の高校生役、森山未來がかなりいい。 確かに小説的ではある。 その気配はやっぱりする。クライマックスからカタストロフまでの、疾走感が、 あの非常に暗くて湿った「写真館」の中から「空港」、「ウルル」までの流れ、 これはもう、文学的でしかないものの、映像化だと思う。 カセットテープと写真が繋いだ永遠の愛は、きちんと後片付けされた。 その過程に、細かい描写と緻密な布石と伏線が、ある種のサスペンスを思わせるほど。 小説の発行部数はすごかったらしいね。 まぁ、それを読むのは、もう少し先になりそうだけれど。 この地味さが、ウケたのかも知れない。なるほどね、と感心させられた作品。 皆様も、まだ観てない方は是非!

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