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8月のメモワール を映画館で観たいワケ

  • 匿名 匿名
  • これをまだ8歳ぐらいの娘と一緒に観た時、図らずも2人とも号泣していた。 戦争から戻った父親(ケビン・コスナー)はPTSD 子供たちは大人達の投影だから、容赦なくそういう大人を非難する。 戦死したら英雄で、おめおめ帰還すると社会的に蔑まれ、自責の念にかられ精神を病んでしまう人がるのはどこの国でもあるようだ。 なぜこの邦題になったのか分からないが、原題は「WAR」 ズバリそのものだ。 子どもたちの学校や交友関係という小さな社会でも、どういう事が憎しみや恨みになるかがよく分かる。 それを身をもって愛と寛容の重みを教えてくれたのが、この戦争帰りの父親なのだ。ケビン・コスナーの主演映画の中でJFK,ボディガードに並ぶ名作。(アンタッチャブルはデビュー作で主演では無いと思うので除外) 息子役を見事に演じたのが、あの名優イライジャ・ウッドで、その愛くるしい美しい顔と表現力は当時から抜きん出ていた。この子はすごい役者になると思っていたら、本当にそうなった。 小さかった娘にさえ理解出来たのに、どうしていつまでも日本も世界も戦争中毒に侵された大人達ばかりなのだろう。 これをまたスクリーンで観られる事を夢見て。

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