解説 ～想いのすべてを描くよ今……～ パンフレットより引用 「物欲 心ここにあらず」生活は便利になり、モノがあふれ、物質的には豊かになったかもしれない。しかし、ひとりひとりの気持ちははたして豊かになったのだろうか？満足できるものになったのだろうか？人を信じるなんていう言葉が死語になり、それはバーチャルな世界にしか存在しなくなった今日、デリケートに生きている分だけ傷つき傷つけ合う今日、心のトラウマを持たない人はいない今日、そういう今という時間を少なくとも走り続けていかねばならない……癒されない傷を残しながらも。 ～Believe for you ～ 単純馬鹿だって思われてもいい、この映画はそういうものでありたい。メッセージを送る、あなたに。迷わずにひたすらに夢へと向かう道の途中に一番そばにいるよ、愛する人はそこにさりげなく……。平成の青春群像を描いた感動長編作品「破れた絵」。 2002年 恵比寿ガーデンプレイス内、 東京都写真美術館ホールにて上映