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2046 を映画館で観たいワケ

  • 匿名 匿名
  • まだ劇場の大きなスクリーンでみたことがない。最近人からブルレイを借りて見た。 香港の時代設定当時の雰囲気を知りるのはもちろんだが、トレインのその車両だけが凍える寒さである2046号車両にいる 木村拓哉扮する作家が編み出した架空の人物、作家が投影された分身である「Taku」の恋い焦がれる女性そっくりのアンドロイドとの交じり合いが限りなく真実に見える、木村拓哉の「Taku」の表情が画面上は激しいキスしか映し出さないが、愛の営み、ここでは凍える寒さを溶かす行為というのが前提としてあるのだが、彼の表情と微妙に震える唇でそれが表現されている。その見事さを大きなスクリーンで味わいたい。 登場は少ないが、全編通して要所要所に同情する。主人公の作家が紡ぎだす小説の作家の分身の「Taku」の説得力がなかったなら、成立しない映画である。木村拓哉の力量をぜひスクリーンで味わいたいものである。

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