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雲のように風のように を映画館で観たいワケ

  • 匿名 匿名
  • かつて春分の日に日本テレビにて異例の『完全CM無し』で放送された、伝説とも言うべき作品。 懐かしいオールセル画の体裁を取りながらも、色彩は鮮やかに、美しく端正に描かれた場面はどこを切り取っても一枚絵のよう。 お話は、東洋を思わせる架空の舞台。端的に言えば、王都と後宮を取り巻く栄枯盛衰の物語です。 幼少期には賑やかとしか思わなかった描写も、今なら知略と策謀の暗喩に彩られていることが理解できます。 希望はあるのかもしれませんが、抱く夢はあまりにも儚い。 しかし、時を経ても銀河は底抜けに明るく、朗らかに笑い、憤り、泣くのです。 私はきっと、銀河に恋をしてしまったのでしょう。小さな画面でくるくる舞い踊る彼女が、もっと大きく、もっと広々と賑やかにを駆け巡る姿を見られたら! リクエストして下さった方々へ厚く御礼申し上げます。彼女に再び恋をしたい私は、みっともなくもすっかり夢が叶うことを信じ込んでしまっているようです。雲のように、風のように。なんて儚く潔い言葉なんでしょう。

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