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裸の島 を映画館で観たいワケ

  • 名無し 名無し
  • この映画を初めて見たのはNHKBSでたまたまスイッチをいれたら放送していました。しかし、私はあっという間にこの映画の虜になり、そのまま最後まで見てしまいました。  以来、およそ20年間。私の記憶から離れる事はなく、折に触れ、作品の余韻を反芻しております。  この映画の特徴は、モノクロで全編セリフなし、ほぼ音楽のみの構成。主な登場人物は百姓の夫婦とその子供2人。 舞台は瀬戸内の小さな島でその一家だけが住んでいる島です。  一番印象的だった場面は、この百姓夫婦が急こう配の畑に水を巻くところです。  肩に天秤棒をさげ、桶から水がこぼれないよう、ゆっくり、ゆっくり、足元を踏み固めるように坂を上がり、畑に水をやる。その繰り返しで一日が終わり日が暮れる。  私が受けた感動は、単なる貧困だとか、日常とは単純であるという説教じみたものではありませんでした。  うまく言葉で表せませんが、人の毎日の営みとは何だろうと投げかけてくれた事は間違いありません。  今度は大きなスクリーンで多くの人と見て、今の自分は何を思うか確かめたくリクエストいたします。  見なければよかった、と言うことはありえないと思います。  最後に、私はこの映画の監督が新藤兼人だとは知りませんでした。しかも彼の事は今でもよく知りません。  主演の音羽信子も「おしんの人」ぐらいしか知りませんでした。さらに言えばこの映画がモスクワ映画祭で賞を受賞した事なども知りませんした。    

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