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上映リクエスト一覧

空色の傘さんの上映リクエスト一覧です

作品名 リクエスト回数 貢献度ランク
[119位] さよならの朝に約束の花をかざろう 889回 69位
[620位] 空の青さを知る人よ 2回 86位
[1207位] 花束みたいな恋をした 1回 60位

"映画館で観たいワケ"投稿履歴

空色の傘さんの観たいワケ投稿履歴です

すでに、リクエスト上映会で2回東京会場で見に行きました。 元々の作品のファンですが、先日金曜ロードショーで、『ヴァイオレットエヴァーガーデン』がほぼフル尺で放送されたのを見て、本作ももっと多くの人に知ってもらいたいと思い、2回目ですが、投稿します。 2作品とも大好きで、感動のベクトルは違いますが、心に響いてきた強さは、甲乙つけがたいです。 キャストさんについては、全て本職の声優さんが担当されてます。宣伝効果狙いの俳優の起用はありません。素晴らしいお芝居です。特に主人公を演じられた石見さんは、ほぼ新人の時の起用でしたが、外見の老化がほぼない難しいキャラクターを見事に演じてくださってます。 キャラの声と共に視覚に入るキャラのアニメーションですが、本作は、キャストさん達が本収録の1年くらい前に、本読みを行い、仮の音源を収録し、アニメーターさん達の作業の参考になっています。 通常、アニメの音声収録の際は、声優さん達が目にするのは、仮の絵だったり、線画だけだったり、絵コンテだけだったりしますが、本作は、本収録の段階でかなりのアニメが出来た段階での収録でした。テレビ放送のアニメと違い、キャラの表現描写や口パクは限りなく丁寧です。 背景美術は、主人公の過酷な展開に対して残酷なまでに、美しいです。 キャラクター達が生きている世界が本当に、どこかにあるんじゃないかと感じさせてくれるように自然と世界に没入させてくれます。 美術の東地さんが岡田監督との作業の中で掴んでいった、『暖かい闇』という、キーワード、これが画面全体でどんな風に表現されているか、劇場のスクリーンで見ていただきたいです。 音楽は、作品の中に寄り添うような感じで、きれいに溶け合っていると思います。赤ちゃんのセリフも泣き声などもありますが、実際に半年ほどかけて、赤ちゃんがいらっしゃるご家庭に録音してもらった音源の中から、編集して使われてるそうです。5分あるかないかくらいのシーンです。 普段、アニメをあまり見ない人に向けてですが、岡田監督が脚本家として、制作会社のP.A.WORKSさんと一緒に作った2008年の、テレビアニメ『true tears』という作品からの縁が大元となり、その後も2011年の『花咲くいろは』を始め、共にアニメを作る機会があるコンビでした。 プロデューサーであり、P.Aの代表でもある、堀川さんの『岡田麿里100%』の作品が見たいという想いが本作の出発点だったみたいです。 これは、自分の個人的な好みの話なんですが、岡田さんの名前がメディアで紹介される際には、秩父を舞台にした『あの花』を初めとする3部作が出ることが多いです。本作の広告のときにも、『あの花』の名前が載せられてました。もちろん、あの花もとても良い作品で好きなんですが、僕はP.Aさんと作られてる時の感情のキレイじゃない所も、丁寧に描写してくれるP.Aさんの、岡田作品の方が好きです。まだ、見られてない方は機会があれば是非見てほしいです。 長々と書きましたが、作品のテーマはすごくシンプルだと思います。 人と人が出会って、そして人を想って変わっていく人々。ファンタジーな世界観ではありますが、誰もが抱く普遍的な感情が丁寧に描かれてます。 見た時の自分の境遇でも受ける印象は変わると思います。 僕は独身ですが、結婚した時・子どもを授かった時・大切な人を見送った時それぞれで、見直したいなと思ってます。 可能であれば、地上波でノーカット・ED込みの状態で放送してもらってたくさんの人に見てもらいたいんですが、難しいかもしれないので、ここに書きました。 ここまで、読んでくださってありがとうございます。 初見の方がもし、いらっしゃるのであれば、いつか劇場の音響とスクリーンで見ていただきたいです。 できるだけ、広く永く、この作品のヒビオルが残りますように。

好き・嫌いだけでなく、色々な感情を感じられる作品だと思います。キャストさんの演技、美術背景、アニメとしての動き、音楽がとても美しくまとまっています。あまり、アニメ映画を見ない方にもオススメですし、幅広い年代に知ってもらいたい作品です。映画館のスクリーンでこそ、感じられる描写があると思うので、また、再上映して頂けたら嬉しいです。秋葉原での上映会参加できて、とても嬉しかったです。運営の皆さん、ありがとうございます。

空色の傘さん

空色の傘

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