テレビで放送されたtokyo towerしか観た事がありません。美しい音楽と美しい映像を是非大きなスクリーンで観てみたいです。 関西での上映もよろしくお願いいたします。

日だまりの中にくるまれている様な心地良さを感じる映画です。再会して恋に堕ちる浩介と健気な思いが通じた真緒の幸せな時間は観ていて温かい気持ちになれます。 静かに別れの日がやって来るという事だけでも辛いのに、心の痛みさえ忘れてしまうのは耐え難いだろうな。 だけど春の日、桜の中で会えた人と木漏れ日が木々の間に踊る様に、心がほんのりと明るく踊るラストが良かった。

日だまりの中にくるまれている様な心地よさを感じる映画です。幸せなひび

この作品を通じて起訴されれば99.9%の確率で有罪になるという事を学びました。そして刑事事件において現場検証をする事の意味と大事さを松本潤さんが演じる深山弁護士から学んだ。冤罪は、幸せだった家族から幸せを奪うだけてなく命をも奪ってしまう事もある。しかし、この映画は重い題材を扱いながらも堅苦しいところは全然ない。親父ギャグや俳優人の息の合った演技も見所の１つ。 楽しんで学べて、そして考えさせられる映画でした。

葉山先生は泉の心の中で、いつまでもあの場所で佇んでいるのだろうな。あの日、そっと出て行った泉を見送りに来た葉山先生の行動は、泉への愛を感じさせるに充分だった。 葉山先生との事が泉の中で、いつか綺麗な思い出に変わっても、葉山先生は、あの場所に佇んでいる様な気がする。泉の淡い思い出の中で。

どんなに好きだと思っても叶わない恋。 好きだからこそ、相手の幸せを願う愛。 重なる事がない思いが切なくて哀しい。 雨が降る度に好きだった人の事を思いだし、その思いを年月が優しく包み、いつしか思い出に変えていく。 見送る葉山先生はいつまでもあの日のまま泉の記憶の中に佇むのだろうな。 未来に歩み出す泉に幸せになって欲しいと、葉山先生と共に願える映画でした。