.ドリパスイベント体験談

カルキュラスさんの体験談

カルキュラス
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スタッフさん達がとても優しくてありがたかったです。荷物が多い場合は受付で預かってくださいました。そして上映スケジュールのチラシや上映作品名を書くための小さなホワイトボードには仮面ライダーオーズのイラストを描いてくださってとても嬉しかったです。お客さん達が全員席に着き、準備が完了すると辺りが暗くなり大スクリーンに待ちに待ったゴーカイジャー&オーズの映画が映し出され上映がスタートしました。この映画が公開された2011年、当時僕は中学生でした。映画館へ行く程のお小遣いは貰っていなかったので映画館の大スクリーンや大音量では視聴する事が出来ませんでした。勿論、大人になってからサブスクでこの作品をスマホ越しに見た事はありますが、やはり大きな画面とスピーカーで楽しむ映画館とでは迫力が違います。もう出来ないと思っていた、11年前に出来なかった体験をできて胸が熱くなりました。映画の内容もとても素晴らしく、何年経とうと色褪せないものでした。オーズに変身する主人公、火野映司たちが江戸時代にタイムスリップしてしまい暴れん坊将軍こと徳田吉宗と共に敵に立ち向かうという親子三世代で楽しめるストーリー。映司役の渡部秀さんをはじめ、キャストさん達の演技に思わず釘付けになってしまいました。松平健さんの太刀捌きはとても美しく、白馬に乗りバイクに乗ったオーズと並走するシーンもとてもかっこよかったです。公開当時は時代劇好きのお祖父さんとヒーロー番組好きのお孫さんが手をつないで仲良く映画館へ行く姿も見られたと聞きます。そしてこの物語は、当時東日本大震災のあった日本の人々を元気にする為に老若男女問わず「手をつなぐ」事の大切さを伝えます。まさに「ヒーローが日本を元気にする」というキャッチコピーに恥じない内容でした。現在、流行り病や戦争など再び世界に影が落ちる中、この作品に勇気づけられた人は今回の上映会でも沢山いらっしゃったのではないかと思います。上映中のUDXシアター内では僕も含め涙をすする音がちらほら聞こえていました。この名作をレコメンド企画に採用してくださったドリパスの皆様には感謝しかありません。本当にありがとうございました。この体験を関東住み以外の皆さんにもぜひしていただきたいと感じています。その為にもまた上映作品に選ばれる日が来るまでポイント投票を続けていこうと僕は思います。

2022年11月22日投稿